朝鮮人参

朝鮮人参の栄養成分

不老長寿の生薬

朝鮮人参は、別名高麗人参、オタネニンジンと言い、紀元前から不老長寿の生薬として用いられてきました。

概要

学名は、ギリシャ語で万能薬です。朝鮮人参、高麗人参とも言われる朝鮮人参は中国東北部や朝鮮半島などに自生するウコギ科トチバニンジン属の多年草の根を乾燥させたものです。ですが、それぞれの加工の仕方で呼び名が変わり、

主に生のままを乾燥させたものを白参と言い、蒸した後に乾燥させたものは紅参と言われています。医薬品として珍重されています。学名Panax ginsengはギリシャ語で「万能薬」と言う意味を持っています。

作用

疲労、認知症などの症状に、成分が複合的に効きます。よく知られる有効成分は、ジンセノイドをはじめとするサポニン配糖体やビタミン、ミネラル、アミノ酸、グルカン、ペプチドなどで、これらが複合的にに働いて、多くの効果を

もたらすと考えられています。一般的に知られている効果は、疲労の回復、風邪などの抗ウイルス作用、免疫力の向上、血行促進、強心作用、糖尿病をはじめとする生活習慣病、認知症の予防・改善、更年期障害の改善などです。

特に紅参には、抗がん作用を認めた報告もあります。経口摂取による認知機能の向上や糖尿病に対する有効性には一定の評価があります。東洋では古くから不老長寿の霊薬として、滋養強壮などに用いられてきた生薬で、日本でもさま

ざまな効能を持つ漢方薬として使用されています。現在も国が定めた医薬品の企画基準書である日本薬局方にも記載されています。

注意すること

男性ホルモンの生産と分泌が過剰になる場合があります。発熱や腎臓障害によるむくみや尿量の減少の減少、高血圧によるめまいやのぼせの症状がある場合などは摂取を控えた方が良いでしょう。長期摂取により 不眠、動悸、頭痛、

血圧上昇などが現れた場合も直ちに使用を中止して下さい。常用することで、副腎や性腺で産生される男性ホルモンの一種である、デヒドロエピアンドロステロンの生産と分泌が過剰になることがあります。したがって、ニキビが出ることや、 顔の毛が濃くなるような場合には、注意が必要でしょう。